貯金や投資と年収の関係について
貯金や投資をしたいけど、年収が低くて
なかなかできないよ。
そんなことはないよ!
ぼくが分かりやすく教えるよ!
年収よりもっとも重要な「指標」とは
年収が高い人でも、支出が多くて貯金ができないと、将来的な不安や自由な生活を送れない可能性があります。そのため、収入よりも、自分がどれだけお金を貯めることができるか、つまり「貯蓄率」が大事なのです。
貯蓄率とは
収入から必要な支出を引いた残りのお金のうち、いくらを貯金に回せるかを示す割合のことです。
例えば、年収が100万円だとしても、支出が95万円ある場合、貯蓄率は5%になります。一方、年収が50万円で、支出が45万円なら、貯蓄率は10%になります。
貯蓄率が高ければ、少ない収入でもお金を貯めることができます。お金を貯めることができると、将来の不安や予期せぬ出費にも対応できます。
年収が高いとついつい浪費してしまいがちですが、支出を抑えて貯蓄率を上げることが、将来に向けた安心な生活を送るためにとても重要なことです。
あれ?年収が高いほど貯金がしやすい
わけではないのか。
どれだけ支出を抑えるのが重要であるから、
身の丈にあった生活を意識することが大事だね!
貯蓄率が高いとどうなる?
貯蓄率が高いと、以下のような影響が日常生活や投資に起きることがあります。
生活面
貯蓄率が高いと、生活費を節約することが必要になります。つまり、贅沢をしない、節約をする、支出を抑えるなど、生活習慣を変える必要があります。しかし、貯蓄率が高いと、将来の不安を軽減することができるため、ストレスが減り、精神的に安定した生活を送ることができます。
投資面
貯蓄率が高いと、投資をすることができる金額が増えます。投資は、将来の資産形成や収入の増加を目的として行うことができます。貯蓄率が高い場合、投資に使うお金が増えるため、将来的に資産を増やすことができます。
特にFIRE(Financial Independence Retire Early)「経済的な自立を実現させて、仕事を早期にリタイア」を達成するためには、貯蓄率の金額を投資することで、達成期間に影響します。
- 貯蓄率10%の場合は約38年。
- 貯蓄率30%の場合は約23年。
- 貯蓄率50%の場合は約16年。
- 貯蓄率80%の場合は約8年。
以上のように、貯蓄率が高いほど、FIREを達成するのに必要な時間が短くなるので、
貯蓄率を上げることは非常に重要です。
ただし、FIREを達成するには貯金率だけでなく、投資や収入の増加なども重要な要素となります。また、FIREに必要な資金額は人それぞれ異なりますので、目標額や条件に合わせて計画を立てることが大切です。
経済面
貯蓄率が高いと、国の経済にも影響が出ます。貯蓄率が高いと、国内の投資資金が増え、企業の成長や新しい産業の育成につながります。また、国の借金の返済や財政改革にも役立ちます。
こう見ると色んなメリットがあるんだ。
ただし、自分自身の生活を制限する必要があるから、
自己管理や意思決定が大事だね!
貯蓄率をアップさせる方法
重要であることが分かったけど、
具体的にどうすれば貯蓄率を上げられるの?
ざっくりだけど、簡単にまとめてみたよ!
収入と支出を把握する
まずは自分の収入と支出を把握し、必要な支出と無駄な支出を見極めることが大切です。収支のバランスを取ることで、どこに無駄があるのかが見えてきます。
支出を削減する
必要のない支出を削減することで、貯蓄率を上げることができます。例えば、外食を減らして自炊する、定期的に支払っている会費やサービスを見直すなど、細かな支出を見直すことが大切です。
自動積立を設定する
口座振替や自動積立を設定することで、毎月の貯蓄を自動的に行うことができます。自分で積立をする手間が省ける上、不意の出費による貯蓄の減少も防ぐことができます。
副業をする
余暇時間に副業をすることで、収入を増やすことができます。副業の収入を貯蓄に回すことで、貯蓄率を上げることができます。
住宅ローンを早期に返済する
住宅ローンの返済期間を短くすることで、将来的に家賃の支払いが不要になるなど、生活面でも大きなメリットがあります。
なるほど!
まずは収入と支出を把握するところから
初めてみるよ!
すぐにできることから始めてみて、
少しずつ貯蓄率を上げていこう!
まとめ
年収・生活費・浪費は人それぞれ違いがありますが、優先順位をつけて支出を抑えることができれば、しだいに貯蓄をしやすい習慣にすることができます。
貯蓄率を上げるためには、支出の見直しや自動積立など、簡単に取り組める方法があります。自分に合った方法を見つけ、少しずつでも貯蓄率を上げていくことが大切です。
今回の記事で引用させて頂いた、参考書籍だよ!
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