不動産投資のするべき営業トーク
今回はこの内容で説明をするね!
「不動産投資は節税になります」
不動産投資で節税できるケースはあるけど、そもそも不動産投資は資産を増やすことが目的で、「節税になるから」と安易に始めると赤字経営になっても続けなければならない状況に陥ることがあるよ!
特に、ローンを組んで購入した場合、キャッシュフローが悪化すると節税どころか損失が膨らむ可能性があるよ!
営業トークでは「不動産の減価償却費を使えば所得税を減らせる」と強調されることが多いが、これは不動産が赤字になった場合に限ることが多いな。
また、給与所得との損益通算ができるのは一部のケース(例:木造築古物件の加速度償却など)に限られ、ローンの返済や管理費、修繕費などのコストを考えると、実際の節税効果は小さい場合があるぜ。
不動産投資に関する税制はたびたび変更されており、今後も節税メリットが縮小する可能性がある。
例えば、2021年には海外不動産を使った損益通算が規制される改正が行われ、同じように今後国内の不動産投資に関する税制も見直される可能性があり、今の節税メリットが将来も続くとは限らない。
「生命保険代わりになります」
生命保険は家族に確実な保障を残すことが目的だけど、不動産投資は資産運用が目的だわ。
営業トークでは「団体信用生命保険(団信)があるから、万が一のときも安心」と言われることがあるけど、団信はローンを完済するだけで遺族が受け取れる現金ではないため、生命保険の代替とは言えないね。
不動産は資産である一方で、負動産(価値の下がる資産)になるリスクもあり、生命保険なら確実に現金が支払われるけど、不動産は「売れない・貸せない」といった状況になれば、遺族に負担をかける可能性がある点に注意が必要だよ!
不動産を相続すると、固定資産税・管理費・修繕費などの支払いが発生するため、遺族が維持費を負担しなければならない可能性があるな。
また、不動産は相続税評価額で計算されるため、ローンを完済しても相続税が発生することがある点も見落としがちで、ローンを利用した投資では「団信があるから安心」と思い込むと、相続時の税負担を見落とすリスクがあるぜ。
「不労所得になるし、老後の年金対策にもなります」
「不労所得」と聞くと何もしなくても毎月安定して収入が入るイメージを持ちだが、実際の不動産投資には手間やリスクが伴う。
完全に放置して収入を得られるわけではなく、管理業務やリスク対応が必要な「半労働型の投資」である点を理解しないと、想定と違う現実に苦しむことになる。
不動産を年金代わりにしようとしても、リスクを考慮しなければならないわ。
特に、ローンを組んで購入した場合は完済するまでは赤字経営になることもあり、想定通りのキャッシュフローを得られないリスクがあるため、「老後の年金代わり」という言葉を鵜呑みにすると危険だね。
不動産投資の営業では「家賃収入−ローン返済=利益」と単純に計算されがちだけど、実際にはローン返済額に加えて、固定資産税、管理費、修繕費、空室リスクなどを考慮すると、ほとんど手元に残らないケースもあるよ!
また、ローンを払い終えた後でも、建物の老朽化により大規模修繕のコストが発生するため、予定通りの収入にならないリスクがあるよ!
まとめ
今回は「「危険な営業トーク」撃退思考法」についての説明をしたよ!
次回も楽しみにしてくれよな。
また、この記事を最後まで見てくれたことに感謝する。
本当にありがとうございます。
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