この記事は【小さな習慣[スティーヴン・ガイズ 著]】を参考文献にしています。
最初のお話
みんなは最近、何か習慣にしている事はあるかな!?
昨日毎日30分の筋トレと勉強をして人生を変えると誓ったのに、またサボってしまったぜ・・・
俺は意志が弱くて何も続けられないダメ人間、継続すら満足にできない、
俺は何も続けられない愚かな男だ・・・
落ち着け。いくら何でも自分を責め過ぎだ。
しかし、どうすれば何かを継続することができるのか?
本当に意志が弱いだけで片付く話なのか疑問に思うな。
私もいつもすごくやる気になって大きな目標を立てるけど、
次の日にはまたいつも通りのたるんだに日常に戻っちゃうね。
なるほど!
それじゃあ今日は継続力をつけるために「小さな習慣」の書籍を解説するね!
これを読めば、めんどくさいけどやった方がいい習慣を継続する方法、つまり良い習慣を続けることができるようになるよ!
1回だけやる
まずは一回だけやることだね!
きみは30分も筋トレをしなきゃいけないと思うから、1回もできないんじゃないかな!?
1時間も勉強するって考えるから、1分も勉強したくないんじゃないかな!?
まあ、実際そう思っているな。
だけど、1回でそんな人生変わらないんじゃないか?
老子は「千里の道も一歩から」とこう言っているよ!
まずは腹筋を続けたいのなら腹筋を1回だけやってみて!
ジムだとわざわざ服の着替えを持ってジムに行くのはハードルが高く、そこで折れちゃうかもしれないから、最初は家でやるといいよ!
パジャマでもいいから、今すぐ腹筋1回だけやってみるならクリアできるんじゃないかな!?
勉強なら一問だけやってみたらいいよ!
たった一問か・・・
どうしても意味があるのか疑問に思ってしまうな。
1回と0回では天と地くらいの差があって、どんなに大きな成功もそこへ向かう最初の一歩があるんだよ!
そもそも、初めから30分の筋トレなんて初心者がエベレストに登るようなものだね!
最初はバカバカしいほど小さなステップから始めるんだよ!
実際にこの著書も筋トレを続けられなかったけど、1日に1回の腕立て伏せから初めて、気付いたら1回の腕立て伏せが、絶対に無理だと思っていた30分の筋トレに発展していたそうだよ!
1回やると、おまけでもっと多くこなせることがたまにあるんだよ!
5分だけ勉強しようと決めたのに、気づいたら30分や1時間も貼ってることがあるのと同じだな。
なるほどな、そういう具合に1回始めてしまえば、ドミノみたいにおまけで多くをこなせるというわけか。
習慣のハードルは低い方がいい
習慣にするには歯磨きや洗顔みたいに、とにかく毎日続けなければならないね!
でも、友達と遊んだり、旅行に行ったり、会社で忙しい日もあるよね!?
どうしてもやる気にならない日もあるな。
やるべきだったのに忘れてしまうことも度々ある。
例えば、夜になってベッドに寝そべりながら、自分が毎日習慣にしていた筋トレができていないことに気づいたとしよう!
その時もし筋トレ30分を毎日の習慣にしていたら、めんどくさくておそらくそこでその習慣をやめてしまうかもね!
「もういいや」とか「めんどくさい」や「明日やる」とか言い始めて、その日から勉強や筋トレをすることをやめてしまうはずだよ!
結局、習慣にならなくて今まで通りに元通りになっちゃうね!
でも、たった1回の腕立て伏せを習慣にしていればどうだろう!?
夜疲れてベッドに横たわりながらでも、1回だけ腕立て伏せを続けることができるんじゃないかな!?
そうだな。
歯磨きも洗顔も俺たちが習慣にできるものは、パードルが小さい事が多いな。
それと同じように、まずは小さな目標を毎日クリアすることが大事で、今日の課題をクリアしたと思って眠りにつくことが、習慣を作るためにとても重要ということか。
そして、小さな行動は徐々に生活の一部になっていくから、最小限のことだけを毎日続けることが大事というわけだな。
ちなみに、習慣作りにかかる日数は平均66日と言われているよ!
もちろん短い人もいれば長い人もいるね!
ちなみに、習慣はすぐには身に付かないけど、66日間たって習慣になってしまえば、
逆にやらないのが気持ち悪くなるよ!
確かに歯磨きとかも、やらないと気持ち悪くなるな。
最小限のことを66日間毎日続けると、ハードルを上げすぎてはいけない事が重要であるか。
なるほど、理解した。
モチベーションに頼ってはいけない
習慣にするためにはモチベーションは無視するんだよ!
そもそも、ブラック企業で働くときにモチベーションを高めてなんとかならないよね!
モチベーションっていうのはつまり感情、モチベーションが高いときはみんな何か大きな目標を立てるんだよ!「よし、テンション上がってきた!今日から毎日5時間勉強するぞ!」とか「毎日筋トレ1時間やるぞ!」とかだね!
だけど、いったんモチベーションが下がったら、「無理だ」とか「今日は眠い」や「ゲームしたい」や「自分には出来ない」など弱音を言い始めるよ!
モチベーションがうまく機能するのは、エネルギーが「あり余っている時」と「大きな誘惑がない時」だけで、仕事で疲れていたり新作のゲームがどうしてもやりたかったら「明日でいいや」とか言い出す、それが人間だよ!
今日はモチベーションが高いからといっても、明日も高いわけじゃないもんね。
モチベーションはすぐに崩れるから、信用できないものなのね。
実際にこの著者も、10年間モチベーションを上げる方法に頼って失敗してきたけど、わずかの意志の力を原動力にする事にしたんだよ!
「これをしよう」という自分の意志が大事であって、モチベーションは必要ないよ!
もちろん無いよりはあった方がいいけど、そもそも歯磨きをするのにモチベーションなんて必要ないよね!
とはいっても、この意志の力を下げるものも存在して
「努力が必要な場合」「否定的な感情」「疲れ」「満腹」「困難」
この5つがあると、意志を貫けないんだよ!
つまり、「大変そうだな」とか「今日疲れているな」や「お腹いっぱいで動きたくない」などを思っている時は、意志も弱くなっているってことね。
それでも1回の腕立て伏せぐらいなら、どんなに疲れていても、満腹でもできるし、努力や困難も必要ないから、1回だけやるというのは本当にすごい効果があるんだね。
そもそも、みんなが「めんどくさがりや」かというと、脳は変化に抵抗するように作られて
いるからだよ!
昔は新しいことをやることは死を意味していたから、死なないために脳が抵抗しているんだよ!
だからこそ、脳の抵抗を減らすために、最初はできるだけ小さな変化から始めてみるんだよ!
筋トレを家で1回だけやって、小さく小さく続けていれば、雪だるまみたいに勢いがついて、66日後にはやらないと気持ちが悪くなってくるんだよ!
また、最初の頃は脳にご褒美をあげるといいよ!
これをすることで、何かが得られるということがわかっていない脳はやる気にならないよね!?
だから、脳に行動した方が得だと思い込ませる必要があるよ!
つまり、最初のうちは1分勉強したらYouTubeが見られるとか、散歩したら帰りにコンビニでお菓子を買うことができるなど、分かりやすいご褒美を与えて、脳に「これをやるのは得なんだ」と教え込ませるの事が大事ということね。
そのうち課題をクリアしていくこと自体が楽しくなって、最後にはわかりやすいご褒美なしでも、やること自体に満足感を得られて、続けられるようになるのね。
まとめ
何も続けられない人もこれらの方法を使って、ぜひ何か成し遂げてもらえればと思うよ!
最後にイングランドの詩人「ジョン・ドライデン」という方の格言を言うね!
「はじめは人が習慣を作りそれから習慣が人をつくる」だよ!
みんなも最初は小さな習慣から初めてみよう!
今回も解説してくれてありがとな。
また、この記事を最後まで見てくれたことに感謝する。
本当にありがとうございます。
今回の記事で引用させて頂いた、参考書籍になります。
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