貯金ができない不都合な真実
今回はこの内容で説明をするね!
収入の低下
ニュースで最低賃金が上がるって聞いたことあると思うけど、本当に低下しているのか!?
国税庁は毎年、民間給与実態調査によるデータにて平均年収を出しているよ!
それによると2004年は439万円、2019年は436万円、2021年は443万円だよ!
2019年より6万円も上がってるように見えるけど、約30年前の1992年は455万円だったんだよ!
短いスパンで見ると年収は上がってるけど、長いスパンで見ると年収は上がっていない、むしろ減っていて、上がっているって錯覚していただけなんだよ!
長期的な景気低迷や非正規雇用の増加といった要因で、多くの人々が不安定な雇用形態で働いているな。
非正規雇用では、給与や福利厚生が不安定で低い場合があり、収入が不足してしまうことがあるぜ。
また、子育てや教育、医療費の負担が増えていることも貯金の障害となっている。
学費や予備校費用、医療費の上昇によって、家計の負担が増え、貯金が難しくなっている。
物価の高騰
コンビニのお弁当が小さくなったり、ワンコインランチのお店も少なくなっているね。
あと、駄菓子なども小さくなって、多くの食品メーカーが容量を小さくする代わりに価格を据え置きにする対策をとっているよ。少し前にうまい棒が10円から12円に値上がりして話題になったよね。
他には自動販売機も、1999年は100円だったけど、約30年後の2021年では130円が普通になったね!
ファーストフード店の値上がりも相次いでいて、牛丼チェーン店の牛丼並盛りは2001年には280円だったんだけど、2021年では387円と20年で100円以上も値上がりしたよ!
また、食品だけじゃなくて自動車やガソリンも値上がりしていて、例えば、日本車の値段は1990年代後半で140万円だったんだけど、現行のモデルだと200万円以上になって約1.5倍以上も値上がりしているよ!
なんとなく生きている日々の中で、いつの間にか物価は着々と上がってきているな。
収入は減っているのに物価は上がっている。これじゃあ手元に残るお金が増えなくて当然だな。
税金や社会保険料の負担が増えた
消費税や雇用保険の増税というニュースでも話題になっている。
例えば、30年前は消費税は3%だったが、現在は10%になっている。消費税8%になった時は、100均のお釣りが面倒になると言っていたが、それが今は軽減税率対象の商品以外は10%だ。
また、国民年金は30年前は毎月約8000円だったが、現在は毎月約1万6000円と収入が減っているのに30年で2倍になっている。
勘弁してほしいと思うけど、今後も税金や社会保険料が上昇していく可能性がかなり高いね。
今の日本は少子高齢化社会で、高齢者は年金や社会保障で支えていく必要があるよ。この高齢者の人口が増え続けている限り、多くの財源が必要だけど納税者の若者は減少傾向だよ。
社会福祉のバランスが崩れないように、税金を上げて財源を確保しないといけないね。
国民の所得に占める、税金や社会保険料の負担の割合を表す、国民負担率というのがあるよ!
これにすでに負担の増加が現れていて、1991年は37%だったのが、2021年では48%だよ!
今後もこの数字はさらに大きくなると考えられているよ!
お金の勉強をしない
お金の知識は学校で習わないし、子供時代に大人とお金について話したこともない人が多いな。
お金の話をすると汚いイメージで、話題に出しづらい雰囲気である。学校であまりお金の勉強を受けることなく社会に出てしまう。そこで知らなかった税金の仕組みや社会保障について知って驚くことが多く、お金に関する知識は自分で勉強しないと得られないんだぜ。
しかし、お金の勉強は難しいイメージで、なかなか勉強しようとは思わない。
それにより、自ら情報収集しない人たちが多くなり、勉強しないと経済的に助かる有益な制度を知らずに、高い税金を払い続けることになり、どんどん貧しくなる可能性が高くなる。
だが、今の日本には昔にはなかった便利なものや制度がたくさんある。
例えば、ふるさと納税や積立NISAなどの優遇税制だ。ふるさと納税で所得税の還付住民税の控除が受けられたり、お礼の品ももらえたりするお得な制度だ。積立NISAは非課税口座で毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になる。簡単に言えば税金はかからなくなる制度だ。これらを活用する事をおすすめする。
他にも、確定申告はネットでできるようになったり、家計簿アプリを使えば支出管理も簡単にできるようになったね。
副業や転職など収入を増やす方法も多様化していて、知識があるからこそ行動に移せるけど、知識がなければどう動くべきかわからない。ここが知識がある人とない人で差がつくポイントだね。
お金の知識は自主的に勉強しなければならなくて面倒だけど、その面倒なことを継続していけばいいことはたくさんあるよ。
まとめ
今回は「日本人の大多数が貯金できない理由」についての説明をしたよ!
次回も楽しみにしてくれよな。
また、この記事を最後まで見てくれたことに感謝する。
本当にありがとうございます。
今回の記事内容に関連した、オススメの物を紹介します。
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