この記事は【眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話 西野精治 著】を参考文献にしています。
睡眠に関しての解説
最近なかな寝つきが悪かったり、夜中に起きたりして
困っているよ。
ぼくが眠りやすくするため方法を教えるよ!
睡眠不足が良くない理由
感染症にかかりやすくなる
細菌やウイルスに対する抵抗力が低下しているので、免疫力が弱くなります。
ストレスや生活習慣の乱れによって、免疫力を低下させる要因が重なり、感染症にかかりやすくなるとされています。
太りやすくなる
食欲にかかわるホルモンが影響を受けて、食欲が抑えられなくなります。
代謝が低下することで、エネルギーの消費が減り、脂肪が蓄積されやすくなります。
ストレスホルモンの分泌も増加するため、ストレスによる過食や不健康な食生活の変化も引き起こされます。
寝だめで解消できない
体が必要とする睡眠時間以上に「睡眠預金」をすることはできません。
根本的な原因を改善しなければ継続的な睡眠不足を解消することはできませんので、
寝だめは一時的な睡眠不足を補うことはできますが、健康的な睡眠習慣を身につけることが必要です。
飲酒運転より危険
アルコールや薬物摂取時の運転と同じくらい危険であります。
て脳の機能が低下し、運転操作に必要な情報処理能力が低下するため、危険な状況に遭遇した際に適切な対応ができなくなる可能性があります。
睡眠預金って初めて聞いたよ。
寝だめでは解消できないのか。
睡眠は健康的な生活に重要な要素の一つだから、
しっかりと睡眠時間や質に気を配る必要があるよ!
睡眠のメカニズム
脳を休ませて、体をメンテナンスをする
深いノンレム睡眠の時のみ、脳が休ませることができます。
脳を休ませることは、ストレスを減らし、集中力や創造力を高めるだけでなく、体をメンテナンスするためにも重要です。睡眠不足は免疫機能を低下させ、体調不良や病気のリスクを高めます。脳を休ませることで、睡眠の質が向上し、体が修復や再生をするために必要なホルモンの分泌が増えます。定期的な脳の休息は、健康的な生活を送るために欠かせないものです。
自律神経やホルモンバランスを整える
交感神経を弱めて、副交感神経を優位にする機能を生かすことが大切です。
ストレスや不規則な生活習慣は、自律神経やホルモンバランスに悪影響を与えます。これにより、消化器官や心臓、免疫系の機能が低下し、疲れやストレスなどの不快な症状が引き起こされます。適切な休息、健康的な食生活、運動、リラックスする時間を設けることで、自律神経やホルモンバランスを整えることができます。
免疫力を上げて抵抗力を高める
サイトカインという生理活性物質が体温をあげたり、体を休ませる指令を出します。
また、バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレス管理、運動、タバコやアルコールの過剰摂取を避けるなどがあります。免疫力を高めることで、疾患や感染症に対する抵抗力が向上し、健康な生活を送ることができます。
老廃物を除去する
老廃物が体内に蓄積すると、免疫力の低下、疲れやストレス、代謝機能の低下などが引き起こされます。老廃物を除去するには睡眠の他に、適度な運動、バランスの取れた食事、十分な水分補給が重要です。また、温泉やサウナなどの発汗作用を促進する方法も有効です。老廃物を定期的に除去することで、健康的な生活を維持し、病気や不快な症状を予防することができます。
睡眠って老廃物も除去してくれるのか。
やっぱり運動や食事は大事なのか。
そうだね!後は心を落ち着かせて、自律神経や
ホルモンバランスを整えることが大事だよ!
睡眠の質を高める
深部体温をコントロールする
入浴で神経体温を大きく上げるとその分、深部体温を大きく下げようとしますので、これにより入眠しやすくなります。また、寝具の選択や睡眠姿勢を工夫すること、寝る時間を一定にすることが重要です。また、寝る2時間前にはスマートフォンやパソコンなどのブルーライトを避け、リラックスした状態で眠ることが大切です。
体内時計をリセットする
朝の光を浴びて活動モードに切り替えることが大切です。
外部からの光を受け取り、昼と夜のサイクルを調整します。適切なタイミングで体内時計をリセットすることで、就寝時間や起床時間が一定になり、健康的な睡眠リズムを維持することができます。
よく嚙んでおいて目覚める
食べ物をよく噛むことで昼夜のメリハリがつきます。
また、身体に必要な栄養素を得るために消化器官に負担をかける必要がなく、睡眠中に身体が修復や成長を促すためにエネルギーを集中できます。
よく嚙むことも重要なんだ。
今日から嚙む回数を意識して食事をするよ。
良い心掛けだね!
もし眠れない時は無理に寝ようしないで、
少しずつ眠れる環境を作るをことが大事だよ!
まとめ
睡眠不足は感染症にかかりやすくなったり、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
食事・運動・光を浴びるなどを普段から意識することで、少しずつ睡眠を環境にしていくことが大切です。
毎日の睡眠習慣に気をつけることで、健康的な睡眠を促し、日々の生活を豊かにすることができます。
今回の記事で引用させて頂いた、参考書籍になります。
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