証券会社が倒産後、お金は大丈夫なのか?
今回はこの内容で説明をするね!
役割分担がきっちりとされている
投資信託っていうのは、ぼくたちからすれば証券会社が運用も管理も全てやってくれているというふうに思うけど、これは間違いだよ!
実は、ぼくたちが投資信託を買って運用されて、管理されていくというその流れの中には、3つの会社が存在していて、きっちりと役割分担がされているよ!
①投資家が資金を払って、運用成果を報告してくれる投資信託の販売会社
②預かった資金を投資信託のファンドに入れて、お金を管理する受託会社
③ファンドに対してこの銘柄をこれくらいの数組み込みや外しの指示をする委託会社
販売会社=窓口、受託会社=管理、委託会社=運用の関係になっているよ!
こんな感じで、俺たちが投資したお金っていうのは、証券会社を通じてファンドに投資されて、委託会社によって運用されながら、受託会社に管理されているという状況であり、万が一窓口の証券会社が倒産してしまったとしても、俺たちのお金っていうのは全く別のところで管理されているから、しっかりと守られるという仕組みになっているな。
同様に委託会社に何かがあっても、委託会社っていうのは指示をしているだけだから、俺たちのお金っていうのはしっかりと守られているぜ。
ちなみに窓口の証券会社についてはなんとなくイメージはできるが、委託会社や受託会社というのは一体どこなのかイメージできないかもしれない。これに関しては投資信託の目論見書、つまり説明書のようなものに必ず記載されている。例えば、eMAXISSlim全世界株式オールカントリーの目論見書の場合、1ページ目の右下に「委託会社 三菱UFJ国際投信株式会社」そして「受託会社 三菱UFJ信託銀行株式会社」というふうにしっかりと書かれている。
つまり、投資信託というのは3つの会社がきっちりと役割分担をして守ってくれており、証券会社に万が一のことがあっても、俺たちの資産を守ってくれる。
分別管理
これはお客さんから預かったお金と証券会社自身の財産のこの2つを絶対に一緒にしてはいけないということだね。
資産を分けて管理することで、証券会社に万が一のことがあってもお客さんのお金に絶対に手を付けられないようにしておきましょうという風に金融商品取引法に定められているルールね。
例えば、SBI証券や楽天証券も当然分別管理していて、もし万が一SBI証券や楽天証券に何かがあっても、私たち投資家のお金には絶対に手をつけられないようしっかりと守られているというわけだよ。
なので、証券会社が事業を撤退しても、倒産してしまってもこんな感じで、ぼくたちのお金っていうのはしっかりと守られながら、LINE証券が野村證券に移管されたりとしっかりと移管されるから、ぼくたちはノーダメージというわけだよ!
ではもし万が一この中の信託銀行が倒産してしまった場合一体どうなってしまうのかというと、証券会社の金融商品取引法の分別管理とはまた別に信託銀行が遵守している信託法というものがあって、その中には「信託財産の独立性」というものがあるから、万が一信託銀行が倒産してしまっても、同様にぼくたちのお金っていうのはしっかりと守られるよ!
そうやって守られながら破綻時の価格で解約されて、しっかりと返金されるみたいな感じの対応が取られるから、俺たちのお金はしっかりと守られるぜ。
証券会社が潰れようと、委託会社が潰れようと、受託会社が潰れようと、俺たちが投資したお金っていうのは、安全に守られるという仕組みになっているんだぜ。
投資者保護基金制度
仮に倒産した証券会社がその法令に違反して分別管理を怠っていたとする。
その場合は俺たちのお金を守る盾っていうのは残念ながらなくなるが、その時に一人当たり1000万円まで保証する投資者保護基金制度がある。
この制度は全ての証券会社が加入必須で、SBI証券や楽天証券も当然加入しているから万が一のことがあっても心強い。
とは言っても、分別管理ができていないということはまずありえないけどね。
そんな万が一の場合にも安心できるというのが、この投資者保護基金制度だね。
投資信託に関しては役割分担がきっちりとされていて、証券会社は分別管理を徹底していて、信託銀行に関しても独立性というルールがあり、さらに投資者保護危険制度という心強い制度が存在しているよ。
ぼくたちのお金っていうのは、3重のセーフティネットによって守られているというわけで、ペイオフ制度によって1000万円までの保証が約束されるだけの銀行と比べても、証券会社の方がずっと安心できると思うよ!
楽天証券やSBI証券に万が一があったとしても、パニックになる必要は全くないし、引き続き将来のために安心してコツコツ投資をしていこう!
まとめ
今回は「LINE証券の消滅で投資家のお金はどうなるの!?」についての説明をしたよ!
次回も楽しみにしてくれよな。
また、この記事を最後まで見てくれたことに感謝する。
本当にありがとうございます。
今回の記事内容に関連した、オススメの物を紹介します。
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