シリコンバレー銀行の破綻によってどのような影響を受けるのか？
何だか騒がれているけど、どのくらい衝撃なことなのかわからないよ。
ぼくが分かりやすく説明するよ！
シリコンバレー銀行って何？
アメリカのカリフォルニア州にある銀行で、テクノロジー企業やベンチャー企業向けのサービスを提供しています。
これらの企業は、私たちが使っているスマートフォンやアプリなどを作っている会社なので、とても重要な存在です。
シリコンバレー銀行は、彼らがより良いビジネスを展開できるよう、お金の管理や資金調達のアドバイスなどを提供しています。
また、オンラインバンキングにも力を入れているので、パソコンやスマートフォンを使って簡単に銀行取引ができます。
最近では、仮想通貨にも注目しており、これからの時代に必要なサービスを提供する銀行として注目されています。
様々な事業に力を入れていた銀行だったんだ。
比較的新しい企業からお金を集めたり、
債券などを買ったりするのが主な運用方法だね！
何が起きたのか？
2023/3/10にシリコンバレー銀行の破綻と3/12にシグネチャー銀行の破綻が起きました。
しかし、アメリカには預金保険制度があります。この制度は、預けたお金を一定額まで保証するもので、銀行が破綻しても預金が失われることはありません。アメリカでは、預金保険制度によって、1人あたり最大で25万ドルまでの預金が保障されています。
また、アメリカ政府は、破綻した銀行を救済するために特別融資枠を設けることがあります。この措置は、破綻した銀行に対して一時的に資金を提供することで、預金者にとっては返済の心配が少なくなります。ただし、特別融資枠は、必ずしも全ての預金を保証するものではなく、破綻した銀行の一部の預金しか保証されないこともあります。
今回の件ではこの2行に限り預金を全額保証することになりました。
預金が全額保証されるのかどうか、これが問題だったんだ。
今はこれで一旦落ち着いているけど、
この先にどうなるかはわからない状態だね！
なぜ起きたのか？
2022年から景気が加熱して更に急激な物価上昇によるインフレが加速しています。このインフレを止めるために段階的に金利上昇をさせて、景気の加熱と物価上昇を抑えることをしています。
しかし金利上昇は、お金を借りることが難しくなり、借りたお金の返済が増えてしまうことがあります。これは企業や個人にとって負担が大きくなるため、経済に悪影響を与えることがあります。
シリコンバレー銀行はお金を貸しづらくなり、更に債券を多く保有していた為、金利上昇をするほど債券の価値は下落していきます。
人々は銀行にお金を預けることに不安を感じて、お金を引き出してしまうことがあります。これを「預金流出」といいます。
この預金流出が起きてしまい、シリコンバレー銀行は破綻してしまいました。
みんなが不安になったことで、破綻まで追い込んだのか。
さまざまな理由によって、この流れを止めることが
できなくなっちゃったんだよ！
日本はどうなるのか？
日本でもシリコンバレー銀行の破綻によって、企業や金融機関に損失が出る可能性があります。現在はマイナス金利の状態で、まだ利上げがされていません。
利上げをされることで日本も同じように銀行の破綻したり、企業や金融機関に影響するのかは全くわかりません。
そうなの？それだと不安になるよ。
2番目、3番目に規模の破綻だから、この先どうなるのか誰もわからないんだよ。
だけど、今知ったからこそ、この先の動きを見て、
その情報からどう行動するべきが見極めていく必要があるね！
まとめ
シリコンバレー銀行の破綻によって連鎖的に銀行の破綻、企業や金融機関への影響を大きくなるかもしれません。
しかし、常に最新の情報や動向を把握して、どのように行動するべきか見極めて行きましょう。
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